SSブログ

懐かし…のはずの大桟橋 [旅な徒然]

キングの塔(神奈川県庁)70年代後半のフォーク・ディオ『風』に「海岸通り」という唄が有るのですが、まさに、この歌のような、忘れられない恋を学生時代にした、うたであります(///∇//)テレテレ 航海士だった彼は、実際には横浜港には入港したことはないのですが、港の風景が好きで、良くデートに誘ってくれた場所が、大桟橋と山下公園☆

うたより遙かに大人だった彼とは、残念ながら、学生時代終了と同時に別れ、それ以来、横浜には足を踏み入れたことは無かったのですが、もう、その彼が、若くして亡くなってから13年経ち(偶然なんですが^^;)そろそろ、懐かしんでも良いんじゃないかな?と思って、お友達にご案内をお願いしました[るんるん]

ジャックの塔(横浜開港記念会館)その航海士の彼から、横浜の三塔を回ると願いが叶うんだよ、と教えられたのですが、彼とは、とうとう回ることは無かったですね…何度も機会があったのに不思議です?(゚_。)?(。_゚)? だから、恋も成就しなかったのかもしれませんね☆

残念ながら、と言うべきか、いささか歳も喰って、何ごとにも図太くなった所為で、お願いするような事が無かったからとも言えるのですが、今回も三塔を巡ることはありませんでした(笑) まぁ、それでも、横浜といえば、やはり三塔は外せない観光スポットなので、とりあえず撮影だけはして参りました(A^^;)

クィーンの塔(横浜税関)横浜以外の方に説明いたしますと、横浜三塔とは、神奈川県庁(キング)・横浜税関(クィーン)・開港記念会館(ジャック)のこと…その昔、今のように高い建物が少なかった時代に、横浜に入港すると、これらの建物が目につくので、外航船の船員さんが名付けたと言われています。これも、当時の航海士の彼からの受け売り(笑)

もちろん、今回、ご案内してくれた、お友達も、地元だけに、良くご存知で、実は、撮影スポットを教えて頂きました[あせあせ(飛び散る汗)] クィーンの塔の前には、つい先日、オープンしたという「象の鼻パーク」にも立ち寄りました。象の鼻パーク付近も大きく変貌していて、少しだけは当時の面影を残してましたが、随分と開けた明るい雰囲気に面食らってしまいました(笑)


歩道橋より大桟橋を望む途中、変わり果てた大桟橋を一望できるという歩道橋に昇り、撮影したのが、この写真です。というより、この時点では、一体、どこに大桟橋があるんだろう???というのが本音で、うたの記憶では、単に、長~いコンクリートのバース(桟橋)があって、ビット(係留杭)が幾つか並んでて…というイメージしか残ってないんですね(^^; 

あれが、大桟橋だよ、と教えられても、なかなかピンと来ず、しばらく経ってから、えぇぇぇ[exclamation×2]と驚きの声をあげたのでした(笑)

新・三塔と赤煉瓦倉庫
大桟橋に向かう道路も、全く趣がことなっていまして、当然ながら、見える風景も、全く違い、あの大桟橋は、どこにいっっちゃんたんでしょうね…という気分▼ なんだか、ちょっぴり切なくなってきちゃいました。

港湾施設が観光化して、とっても綺麗になって、以前より、ずっとずっとお洒落になってるけど…でも、コレって港の桟橋っていう感じじゃない、と思ったのは、想い出から抜け切れてない、うたのセンチメンタルかもしれません。

通りすがりに、今度は、左手には、遠目に新三塔(キング・ランドマークタワー、クィーン・クィーンズスクエア、ジャック・横浜メディアタワー)が望めました。手前には、これも、昔は、単なる余り綺麗とは言えないような倉庫も有ったような記憶の赤煉瓦倉庫。 写真掲載はしていませんが、この日は海上保安庁の第三管区の巡視船も停泊してたり、パイロット(水先案内船)なども走っていたりで、少しだけ、港湾の活気にも触れることが出来ました[揺れるハート]

そして右手には、横浜ベイブリッジ、海上には、カモメでしょうか? 群れて遊んでいましたが、頬を撫でる潮風も心地好く…と書きたいところですが、本当に優しくなく、非常に冷たかったです(爆)

氷川丸とマリンタワーコンクリートだったバースには、甲板のような作りと変わって、途中、お土産屋さんがあったり、貸しホールが出来ていたりで、あの当時は何もなかった殺風景な景色のどこが良いんだろう、と思ってたことを考えると、時代の流れに感慨ひとしお、といったところです。

そして、昔は、ペパーミント・グリーンだった氷川丸も、黒いボディに、お化粧直しされて綺麗になっていました。その上、マリンタワーも、赤から銀へと変身していて、なんかイメージが狂うなぁ(^^; 手前のグランドホテルの旧館だけは、あまり変わってないかな?と思ったぐらい。

山下公園から、みなとみらい21を望む大桟橋を抜け、山下公園に入った時には、昔と同じ、緑の屋根の水道塔は健在でしたが、なんだかベンチがやたらと増えているような(A^^;) 芝生なども手入れがされて、随分と明るい雰囲気に変わっていました。うたが、歩いた当時には、公園を見渡せるような小高い丘は無かったと思うので、これも新たに作られたんでしょうね。 

これまた古いフォークとなりますが、3人編成だった頃の『オフコース』に「秋の気配」という唄があるのですが、この歌も、別れた時に涙した曲で、時間があれば、山手の方へも足を伸ばしたかったんですが、今回の旅行では、少々無理がありまして、少しだけ心残りとなりました。でも、また遊びに行けば良いんですよね(*^^*)v

長くなりましたが、次は、戻る前に立ち寄った中華街をご紹介いたします[るんるん]
nice!(5)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

nice! 5

コメント 2

erufu

うたさんの学生時代の恋の話し、エッセイか小説にでもなりそうな、ストーリーですね♪ 70年代と比べると、時代の変化って、世の中の繁栄の反面、当時の面影が減り、過去の思いに浸ることさえできないこともあるんですね^^:山下公園、私もよく営業途中で休憩しました。♪^^
by erufu (2010-03-05 23:29) 

うたかたの幻

>erufu様
あは(^^; それほど、立派な恋物語ではありませんが、
青春時代だったので、印象が強かったんだと思います。

大桟橋付近は、急速に観光化された、と聞いてましたが、
実際に行くと、昔の港風景の方が、港湾都市、というイメージでした。
今は、観光都市という方向に力を入れているんでしょうね。
道歩く外国人も、船員さんから観光客に変化したように…。

まぁ、営業途中にサボる分には、季節さえ良ければ格好の休憩場所ですよね☆
by うたかたの幻 (2010-03-11 12:35) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。